実行力向上ノウハウ

【できる社員は考え方と行動量で成果を出し続けている】

皆さんは仕事に対してどのように取り組んでいますか?

会社組織に所属すると自分の価値観と違う人などたくさんの人と関わります。

そして組織にいる社員のなかにはできる社員と一般的な社員に分かれます。

できる社員とは社内の評価で上位5%の人たちのことを指します。

本記事では、できる社員と一般的な社員の違いについて解説するので、あなたができる社員になりたいと思うのあれば、ぜひ最後までご覧ください。

目次

勉強を厭わない姿勢

できる社員と一般社員の違いの1つとして大きいのは、「新しいことに積極的に挑戦する方が多く、その反面として、新しいことに積極的にチャレンジすることのデメリットも理解した上で行動に移しています。

なぜかというと、勉強したからといって必ず問題解決ができるとは限らないからです。

一般社員であれば、このような時に時間を無駄にしてしまったとか、もっと他のことに時間を使えばよかったなどとネガティブな意見が出ます。

しかしできる社員は、失敗を成功へのステップとして捉えるならデメリットにはなり得ないと考え、積極的に新しいことにチャレンジしていきます。

なぜこのような考え方ができるのかというと、できる社員は失敗を未来の成功に向かっての学びの場と捉えて、何もしないことにメリットがないと考えているからです。

そして新しいことにチャレンジするときは、勉強が必要となり、そのために情報収集をして目的に沿った参考書を選ぶなど事前に失敗しないためにリスク軽減も行っています。


さらにできる社員は年間で40冊ほどの本を読んでいて、そのうちの7割が今の仕事に直接関わりがあるビジネス書、2割がビジネス書だが直接的に仕事に繋がらない内容、残りの1割が自分の仕事とまたったく関係のない本という形です。

またできる社員はただ本を読むだけでなく、目的を明確にしています。

何に使うのか、いつまでに終わらせるのかという設計を行い、そこから勉強をスタートしています。

そして期限を決めた中で仕事をしながらの勉強となるので、目的に沿ったキーワードを重点的に読んでいき、関係が薄いと思われる箇所はさらっと読み飛ばしてしまいます。

このような速読術を使えば、今までの経験値から的確に必要な情報のみ抜き取れるようになります。

逆に一般社員は、このような目的意識で本を読む機会も少ないので本を読む量と新しいことに積極的にチャレンジすることが、できる社員との1つの要素としてあるでしょう。

再現性を重視している

できる社員は成果を出し続けることを目指しているので、再現性を重視しています。

その結果、どの部署に配属が変わったとしても、今まで培ってきた知識と経験を遺憾無く発揮し、新しい環境下でも成果を出していきます。

これは勉強にも通ずることです。

例えば自分が所属する部署で新規プロジェクトが立ち上がった際、問題解決のために、参考書を読んだり、セミナーに参加したりします。

ここでできる社員は勉強することでは終わらせず、必ず別の場所や機会で実践に移します。

実践ベースで試すことにより、再現性のある勝ちパターンを探しています。

再現性を高める理由は、同じことをやれば結果が出るので非常に効率が良く生産性が上がるからです。

その再現性を高めるためには行動することが必要で、できる社員は積極的に行動を続けます。

仮に本やセミナーで得た手法を試して収穫がない場合は失敗になりますが、気にすることではありません。


小さな失敗から学び修正しまた実践するという繰り返しで勝ちパターンを探してくからです。

一般的な社員はこのような行動を起こす前に悩みすぎてしまったりなどという理由で実行に移すことが難しい状況にあります。

つまり失敗を成功のチャンスと捉えることができるかということが大事なポイントです。

またできる社員は時間効率も意識しています。

例えば、成功談と失敗談の2さつの本があったときにあなたはどちらを手に取りますか?

一見すると成功談が良いと思うかも知れませんが、できる社員は失敗談を選びます。

それは失敗談だからこそ学ぶべきことが多いと知っているからです。

このように勝ちパターンを作った後は、得た経験値を活かして誰もができるように手順化を進めていきます。

さらに手順化したものを習慣化することで、仕事も効率化して時間短縮ができます。

時間短縮で作れた時間を次のプロジェクトの勉強や検証に当てることで次なる成果を目指して動き出すわけです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はできる社員と一般社員の違いについて詳しく解説しました。

できる社員はとにかく行動が第一で失敗を恐れずにどんどんチャレンジし、そのために書籍も読み込みます。

そして成果を上げるために様々なものを手順化することで業務効率を上げたり生産性の向上に注力しています。

とはいってもいきなり全てができるようになる人はいません。

まずは自分のプロジェクトにかかる書籍を読むことから始めてみてはいかがでしょうか。