実行力向上ノウハウ

【集中できる環境の作り方とは】

あなたは普段、仕事でどれだけ集中できていますか?

一般的に人が集中力を継続できる時間は15分〜20分と言われています。意外と一度に集中できる時間は短いものです。

そのような中で携帯を見たり、メールチェックからSNSチェックをしたりすると集中力を失ってしまうことがあると思います。

結果的に仕事の生産性が落ちたり効率が悪くなり業務上で悪影響を与えてしまいます。

本記事では、集中するための環境づくりにフォーカスして解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

写真を撮ることで可視化する

集中できる環境づくりの鉄則は、デスクの上は必要最低限のものだけを置くことです。

そのためにも、デスク周りの状態を把握し、漫画や雑誌などの集中力を阻害するものを視界からなくし、最後に必要な物だけを手元に置くようにしましょう。

人は視界にいろんな物が映ると、目に刺激を与えてしまい、集中力を削いでしまいます。

ただ中には、片付けると言っても、自分にとって何が必要で、何が不必要かを考えても分からない人は何をすれば良いのでしょうか。

それは、片付ける前にデスク周りの写真を取ることです。

撮影することで客観的な立場で確認することができます。撮影のポイントは、ただ風景として撮るのではなく、スペースになにが置いてあるか判別できるように撮影をします。

もしかしたら、「思ったより散らかっている」と気づくことができるでしょう。


それでは具体的な行動プランをお伝えします。

まずは、1週間に一度も使わないもの、今すぐ読まない本、滅多に使わない文房具などがないかを確認します。

もし確認した結果、1週間に一度も使わないものがあれば、それは脳のCPU使用率を上げる無駄なタスクになっています。

このように不要なものが分かったら、作業中は手の届かないかつ視界に入らない場所に移動させます。

目安としてはデスクの半径2メートルより外に出すようにしてください。

これは遠くに移動させてしまうと、戻すときに面倒になって、ソファーや椅子などに置きっぱなしにしてしまう可能性があるからです。

次にやることは1週間使わないものを排除した上でデスクの上を何もない状態にします。

その後に1週間の勉強や仕事の作業に必要な物だけを置きます。

この時に置く場所の定期を決めたりすぐに片付けができるようにBOXを用意しておくと良いでしょう。

まずは写真をとって現状の把握をするところから初めてみてはいかがでしょうか。

在宅勤務では1畳のスペースを確保する

コロナが流行る中で、テレワークを推奨する会社が増えてきました。

在宅勤務となると人によっては集中ができないまたは続かない人がいると思います。

ではどのようにして集中できる環境を整えるのでしょうか。

それは家の中のどこかに、畳約1畳分を目安とした作業スペースを確保してください。

当然、そのスペースには、作業と関係のないものを置かないようにして集中できる場所を作り上げます。

どのような家でも不要なものを片付けたり、デットスペースとなっているところがあったりするので畳1畳であればスペースを確保できると思います。

もし作業スペースを家族が過ごす空間に作らないといけない場合は、「ヘッドホンを付けているときは話しかけない」などというようなルールを決めて時間とスペースをご家族と上手にシェアしてみてください。

在宅勤務でなかなか仕事に集中できない方はぜひ試してみてください。

片付けが苦手な方の対処法

集中できる環境の整備で最も大事なことは常日頃から片付ける習慣をつけることにあります。

片付けができれいれば不必要なものはなくなりますし、注意散漫になるようなものは、目の届かない場所に片付けできます。

理想は片付けを毎日のルーティンにすることですが、それが難しい場合は、毎週決まった曜日を決めて片付けをするパターンでも良いと思います。

片付けで一番のポイントは「作業に必要のないものをデスクに置かない、そして不必要なものが視界に入らない」ようにすることです。

片付けが面倒に感じる方は作業スペースを重点的に片付けるようにしましょう。

片付けをするだけで集中力がグンと上がると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は集中できる環境の作り方にフォーカスして具体的に何をしたら良いかということについて解説してきました。

集中力を失ってしまう要因として大きいのは、雑誌や漫画などの不要なものが作業する時に視界へ入ってしまうことです。

視界に不要なものが入ってしまうと、どうしても気になってしまい、せっかく集中していたのに仕事が手につかなくなって生産性が大幅に下がってしまいます。

一度ご自身のデスクの上をチェックしてみてはいかがでしょうか。

そして不要なものが分からない場合には写真を撮ることで客観的な立場で物事を見ることができます。

ぜひ明日から試してみてください。