
あなたは、成果を出すための目標設定のやり方を知っていますか?
目標を立てても成果が出せないと、それにかけた時間が無駄となってしまいます。
成果を出すための良い目標は勉強する姿勢を作ることにあります。ぜひ成果を出すための目標設定をやりたい方は最後までご覧ください。
目次
方法論ではなく、姿勢が重要視される

まず、勉強や仕事で大きな成果を出している人とそうでない人には明確に違うことがあり、それは目標に立ち向かう姿勢です。
勉強や仕事のやり方ついては、参考書や書籍などで効率の良い学習方法など方法論は調べることで解決できますが、一番重要なそのために立ち向かう自身の「勉強や仕事に対する考え方や姿勢」が確立されていません。
そのような中で目標設定をしても大きな成果を挙げることは困難かと思われます。
自分の夢を叶え、目標を達成するためには「勉強することの意味」や「どうして勉強が必要なのか」をしっかりと理解する必要があります。
そして、しっかりとした目標を持つことができれば、あとは目標に向けて逆算し、行動プランを立てることができるので、今やるべきことに集中できます。
まずは何が必要で何が無駄かを整理するところから始めて見てください。
次の項目からは目標設定の具体的な手法について解説をしますので、ぜひご確認ください。
目標を設定して人生ゴールを明確にする

あなたは目標を設定できていますか?
世の中には、目標が明確に決まっている人と中々、目標が決められずに悩む人がいます。
ここで目標が決まらずに悩む人は、自分が何を人生のゴールとするかを十分な時間をとっていないところに原因があります。
自分のゴールが決まることで方向性が見えて徐々になにをやれば良いか整理できるでしょう。
実際に一流のアスリートや、大きな成果を出しているビジネスマンは目標を明確にしています。
目標を明確にするメリットは2つあり、1つ目は、長期のビジョンと短期のモチベーションを持つことができることです。
モチベーションを持つことで行動に移すエネルギーを高くすることができるので、結果的に目標達成に近づくことができます。
2つ目は目標を設定・管理することで、時間を意識できるようになるので時間を効率的に使うことができるようになります。
また目標はできる限り具体的にすることが大切です。
目標が具体的でないと、目標に向けた行動が継続しにくくなります。

これはマラソンに例えるとわかりやすいですね。
仮にマラソンにゴールがなかったら、あなたは頑張れますか?
いつ終わるか分からないマラソンでは目標に向かって走れないので途中で諦めてしまう人が多いかと思います。
逆に42.195kmと決まっていれば目標が決まっているので走りやすいですし、さらに言えば中継ポイントなどの細い目標を設定するとより走りやすくなります。
細かい目標をクリアすることで達成感を実感することができ、自信が生まれます。
そして結果的に始めに掲げた大きな目標を達成することができるようになります。
カテゴリー別で10年分の目標を立てる

目標を設定する上で最も重要なことは、「人生の中で何を達成するか」というゴールです。
人生のゴールを決めることは、今後のさまざまな意思決定の軸になるのでとても重要な項目になります。
ただ人生のゴールと言われてもパッとイメージできない人の方が多いと思います。
そこで7つのカテゴリーに分けて各項目につき具体的なゴールを考えてみてください。
<7つの項目>
仕事(キャリア)、家族、経済(お金)、健康、教育(自己啓発)、趣味、その他(ボランティアなど)
そして、具体的に考える手法として適しているものが「セルフブレインストーミング」です。

ブレインストーミングとは、集団でアイデアを出し合うことでアイデアが活性化され、問題解決を行う手法のことを指します。
今回はセルフなので集団ではなく1人で行います。
セルフブレインストーミングを活用し、目標をカテゴリー別に設定したら次に10年分の目標設定を行います。
そのあとは5年後や1年後などというように、将来の目標に必要なことを逆算的に埋めていきます。
目標は戦略的に決める必要があるので、継続して努力できる環境を整備していきましょう。
履歴書を定期的に更新する

履歴書と言えば、面接などの求職時に出すことが一般的と思われるかも知れませんが、履歴書は目標設定をする中のプロセスで大事な役目があります。
履歴書は職務経験を書くだけの用紙ではなく、「あなたの過去から未来への繋がり」を表すシートです。
履歴書を定期的に更新することで、自身の過去、現在、未来の時間をマネジメントすることができます。
更新の頻度としては、3ヶ月を目安として、あとは1年に2回、例えば年末と6月というような形で手入れをします。
このように定期的に更新することで現時点のスキルを確認することができるので未来の目標設定もやりやすくなります。
また自分が書いた履歴書が努力の記録となり、努力が可視化されることでモチベーションを保つことにも繋がります。
一貫性を持った複数の目標を継続させる

あなたは今まで使ってきた時間を取り戻したいと思いますか?
この場合、サンクコストの概念が昼用となります。
サンクコストとはすでに支払った費用のことを指します。
そのほかにも「現在から将来にわたって、経済的価値をもたらすかどうか」という基準で考えるようにしましょう。
目標設定で最も大切な戦略は「継続性」です。
継続は力なりというように継続なくして目標の実現はできません。
継続性と同様に大切なことが1つあり、それは「目標に一貫性を持たせる」ことです。
個々の目標に一貫性があれば、各項目のものが結びつき、相乗効果を生みやすいのですがそうでない場合は、エネルギーが分散されてしまうので注意が必要です。
目標となる人を見つける

まず目指す目標は1つだけという決まりはないのでAとBで達成したい目標があるなら、どちらも同時に挑戦すべきです。
1つずつやると考えている人は一度そのままで良いか考え直してみましょう。
2つ以上のことを同時にやることは、自分の根幹となる仕事を深めながら枝葉を広げるように勉強して色々な知識やスキルを身につけることが大切です。
そして目標を達成させたいのであれば、目標となる人をロールモデルにすることです。
自分の目標とする先人の歩みを研究することが目標に向けた施策として最も有効です。
まとめ

いかがだったでしょうか
今回は成果を出すための目標設定の具体的なステップについて解説しました。
目標を立てても、効果的でなければ勿体無いので今後、目標を立てたい方はぜひ参考にしてください。
目標設定の中でも、目標を設定して人生ゴールを明確にすることが重要なので自分の人生について考える時間を作り自分のやりたいことを検討してみてはいかがでしょうか。