
あなたは、心の持ち方が仕事に影響することを考えたことはありますか?
仕事面で考えるとメンタルよりも、どのように計画を立てて実行するかということや、課題解決へのアプローチ方法について考える方がいるかもしれませんが、実は心の持ち方によって脳機能を活性化し成果を出すことができます。
本記事では、何をすると脳が活性化するのか、そして具体的に何をすると仕事で活用できるかということについて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください
目次
前向きな考えが脳を活性化する

前向きに考える中の1つに自分を過大評価することがありますが、決して自分を課題評価することは悪くはありません。
ただ実際には、「自分に自信がある人は挙手をしてください」と言われて直ぐに手を挙げることができる人はどれだけいると思いますか?
きっとそれほど多くないと思います。
例えば、自分が仕事ぶりを評価され、社内表彰されたとしても、「自分なんて大したことはない」「もっと他に才能のある人がいるんだから」と表面的には謙虚な姿勢でいる方が多いでしょう。
ただし、脳の中で考えると、それは違うものになります。
どんなに謙虚に演じていても、元々人の脳には「自分はできる人だ」と自らを高く評価する傾向があります。

高校生100万人を対象にアンケートを行った結果では、他の同級生に比べて、自分のリーダーシップをどの程度だと思うかと聞いたところ、70%以上が平均以上と返答し、平均以下と答えた人はわずか2%でした。
自分の能力を過大評価する人は、競争社会においては有利に働き、結果として集団の中で優位になっていくそうです。
実際に、自分に自信があって前向きな状態は、脳機能を高めると言われています。
ただ、謙虚さがなくなってしまうと脳機能が低下してしまうこともあるので、程よいバランスが良いとされています。
あなたの周りの経営者など成功している方で「私はいつも自信がありません」という方はいないでしょう。
自分に自信を持って仕事をしている人は人を惹きつける力を持っています。
もしあなたが仕事ができるビジネスパーソンになりたいのであれば、謙虚さは保ちつつ、まずは自分に自信をもち、思い切って脳の仕組みに身を任せ、胸を張って日々を過ごしてみてください。
気がついた頃には、仕事のパフォーマンスが上がっていることを実感できる時がきます。
イメージトレーニングを活用する

イメージトレーニングの有効性をご存じでしょうか?
イメージトレーニングには脳を活性化させる効果があるため、コンディション作りの有効な手段となります。
イメージトレーニングと聞くと、スポーツ選手がトレーニングなどで使うという印象が強いかもしれませんが、実はビジネスパーソンにとってもイメージトレーニングは有効な手段だと言えます。

営業職の場合を例に考えてみます。
あなたは営業マンで明日は大切な商談があります。
今月中に成約することができれば今月のノルマが達成できる状況です。商談前にはさまざまな事前準備をします。
先方の課題を解決できるような資料を作ったり、どのような会話の流れでアプローチするかトークスクリプトを考えます。
この時に実際の商談をイメージしてどのような会話を組み立てるかや、相手の反応を想像したりとイメージトレーニングをすることで、自分の考えが整理されたり、不足している部分を見つけることができます。
このようにイメージトレーニングが具体的で鮮明であるほど、本番の商談で役に立ち成約率が上がります。
全く準備していない中で商談に行っても契約できないですよね。
ビジネスパーソンではこのようにイメージトレーニングを活用することができます。

その他にも現場の職人さんでも同じことが言えます。
事前に作業工程を把握して、どうやって作るのか、人を動かすのかを事前にイメージトレーニングすることで作業効率が変わり、当初より早い時間で作業が完了し、ゆとりを持つことができます。
これはスキル面の話になりますが、やる気をアップさせたい場合は「どうしてそれをやるのか」という視点で想像すると効果的です。
このようにイメージトレーニングをすることで、なりたい自分や乗り越えたい課題を思い描くことで夢は実現することができます。
まだ活用していなかったという方はぜひイメージトレーニングを試してみてください。
まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は気持ちの持ち方で成果を上げる方法を2つ説明しました。
1つ目は、自分を過大評価することです。
仕事ができるビジネスパーソンは誰もが自信を持っているので、自分にとって自信が持てる要素を考えてみてください。
2つ目はイメージトレーニングを行うことです。
ビジネスパーソンでも商談などを具体的にイメージすることで成約の可能性に大きく関わってきます。
ぜひ明日からイメージトレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。