
あなたは、社会に出てから自分のために勉強したことはありますか?
ベネッセさんの調査結果でも分かるようにアジアの中で相対的に見ると、日本人がいかに学んでいないかお分かりいただけると思います。
ということは毎日コツコツ学習をするだけで日本国内では他の人とすぐに差をつけることができます。
本記事で正しく学ぶ方法について解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
調べるよりも聞こう

百聞は一見にしかず、という言葉もあるように、まずは知っている人に答えを聞いた方が圧倒的に早いですし、効率的です。
知識を集めても次のアクションに起こさないと本当に意味がないです。
例えば営業マンAさんとBさんがいます。2人はほぼ同時期に営業を始めることになりました。
この時点でAさんとBさんの能力値に差はないものとします。
Aさんは慎重派で何冊もの営業本を読み返してシュミレーションばかりやっています。
Bさんは最低限必要な知識を頭に入れた後は、すぐ現場に出るようにしました。
どちらの方が営業成績を出すことができるでしょうか?
答えはBさんです。
活きた知識を身につけたかったら、直接その場に行って話を聞き、その目で見て、その手で触れることが一番早いです。
学ぶならとことんまで

一度、学ぶと決めたら、もしも途中で「やっぱり無駄かもしれない」と感じたとしても、最後まで学び切る覚悟でいきましょう。
一例として大学受験を取り上げます。
大学受験を経験された方は、志望校を決めて行くことを決断します。その後にやることは勉強あるのみですよね。
高校3年の受験ピークシーズンになると平日は5時間、土日は10時間以上を受験勉強に費やすことになります。
このように覚悟を決めると高校生でも時間を使います。
色んなものに手をつけて、やったり、やめたりを繰り返していたら、時間を喰うばかりで、何も生まれません。
やると決めたら成果が出るまできっちりやり切るようにしましょう。
もし覚悟ができないということであれば、実行力が足りていないかもしれません。
実行力とは、目標に向けて計画を立て行動する力のことを言います。
実行力を身につけたい方は、お問合せフォームよりご連絡ください。
読書の心得

あなたは読書について、どのように考えていますか?
雑誌、漫画、小説といった娯楽や、問題集や教科書のような学生の勉強のツールとして使ったり、専門的な資格試験の参考書などさまざまあると思います。
娯楽の一面でも読書は良いと思いますが、一番価値を発揮することは専門書など自分の知りたいことを学ぶために使うのが最適だと考えます。
ただ専門書になるほど本も分厚く初見で読むことに抵抗を持つ方もいるかもしせません。
早く効果をあげたい気持ちはわかりますが、本を読む時は頭から「たぶんこういうことだろう」という推測を捨て去った方が良いと思います。
頭の中を空っぽにして、本の世界に飛び込んだ感じです。
頭ではなくて、魂のこもった著者の心をからだで受け止めます。
学び上手な人

本当に知恵のある人は、自分の知識を披露するよりも、人に質問することを好みます。
一見くだらないように見える話も、注意深く観察して、大切なことは見逃しません。
つまり自分は才能がない、性格が悪いと落ち込むよりも、人の才能や知識を、まるで自分の持ち物であるかのように考えた方が賢いということです。
人の優しさや思いやりも、口先でほめるのではなく、まるで自分のもののように愛せばいい。
そうすれば、あらゆる人たちの力が加わって、今よりもずっと素晴らしいことができるはずです。
学びの賞味期限

すぐれた人の話や文章に触れて、自分もまねしてみようと思うことは簡単です。
しかし、思ったところで実際に行動に移した方はどれくらいいるでしょうか。
感覚的な意見になってしまいますが、100人に1人ほどではないでしょうか。
いや、もっと少ないかもしれません。
話を聞いたり、文章に触れることはインプットとして良いのですが、アウトプットがないと、本当の意味で理解したとは言えません。
そして、そのアウトプットとして最も効果があることは、学んだらすぐに、その気持ちを行動に移して、結果を出すことです。
その学びは2度と自分のものにはならないでしょう。
読書をする時は、読んだ後の行動プランまで想定するようにしましょう。
まとめ

今回は社会に出たからこそ、自ら積極的に学ぶ必要があることをお伝えしました。
そして、学ぶためには何をすることが最適解であるかということも併せてお伝えしました。
学ぶ方法は沢山ありますが、おすすめは読書です。
ただ読書するだけではアウトプットすることができないので、読んだ後に必ず1つはすぐに行動に移しましょう。