実行力向上ノウハウ

【上司を動かす提案のテクニックとは】

あなたは上司に提案をするときに、どのようにしていますか?

また今までどれくらい上司は提案を受け入れてくれましたか?

今回はそんな上司を動かして提案を通す方法について解説します。提案を通すということは日常的にあることでしょうし、提案を通すことができなくて、自分の思うような仕事ができないと考えている方も、少なからずいるかもしれません。

ここで大事なのは「分からない上司が悪い」のではなく「しっかりと提案を通そう」と考えているか、ということです。

本記事では「上司への提案」について徹底解説しますので、提案の仕方が分からない方、今よりも良い提案をしたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

トップは「比較優位」で考えている

この記事を読んでいる方の多くの人が頭を悩ませていることは「上司が自分の提案を聞いてくれない」ということではないでしょうか?

その理由はいくつかありますが、大きな要素を占めることは「相手の思考回路を知る」ことです。

相手の思考回路を知ることで、必要な対策が変わってきます。

では決裁権を持つリーダーはどのような判断基準を持っているかお伝えします。

これからのお話は、一般的な考えでいいとされる「上司」の考え方です。

ひょっとしたら、あなたの上司はこのような考えたと反対の考えを持っているかもしれませんので、ただあくまで1例なのでイチ参考としていただければと思います。


大事なことはあくまで、「相手の思考回路を知る」ことです。

その観点で、あなたの上司に提案するならどうするかを思い浮かべながら読み進めてみてください。

まず案を持っていくときにベストな提案はどのような形でしょうか?

それは案を出す時は3つ出すということです。

1つの案で決断することは難しいので、比較案がある方が良いです。

提案する3つの提案の内訳をお伝えすると「最善と考える案」・「その対極の案・「中間を取り持つ案」になります。

あとは3つの案についてそれぞれの「メリット・デメリット」を知ることできれば、どの案を選択するか判断しやすくなります。

なぜ判断しやすいかというと「比較優位」という考え方をしているからです。

どういったものかというと、仮にA案・B案・C案を比較したときに、3つ中でB案がよかったのであれば、B案のデメリットは考慮しないということです。

全てが正しく完璧な案は存在しないので、デメリットがあると分かりつつ、1つの選択肢に絞ります。

比較優位の考え方がないとデメリットばかりに目が行ってしまい、決断することができなくなります。

このように上司に案を提示するときには、3つの案とそれぞれの「メリット・デメリット」を分かりやすいように伝えてみましょう。

さらに次の事項では、より提案を通すための方法をお伝えします。

比較優位のロジックに想いを乗せる

人の心を動かすためにはロジックも必要ですが、やはりどれだけ情熱が入っているかという想いの部分が大きいです。

リーダーは常に提案書など書類に目を通しています。もちろん毎日、資料をみているので、考えた提案の裏側の想いも伝わります。

例えば、本当に会社全体を見通して考えた提案なのか、自分の部署だけのことを考えた提案なのか、関係会社に言われて作った提案なのか、といった具合に上司はなんとなく感じ取ることができます。

上司であれば会社全体のことを考えた提案の方が気持ち良いはずですよね。

人は物事の選択をするときに、理論(理屈)としての比較優位性と感情としての熱い想いの両方が必要です。

また先ほどの話に戻りますが、上司は「全体最適」を考えているため、基本的に「部分最適」の案は採用されにくい傾向にあります。

これは相手の思考を理解するという点でも言えますが、あなたが上司だった場合に、「組織全体が改善される案」と「一部の部署だけが改善される案」のどちらを採用しますか?もちろん答えは後者になります。

提案する場合はこのようなことも考慮することで、上司に提案が通りやすくなります。

比較優位が分かりやすい資料を作る

最後に提案が通りやすい資料について解説します。

まず大事なことは、パッとみて分かりやすい資料を作成することです。

口頭で説明できるような項目は不要なので極力無駄な部分を排除しシンプルな資料にすると良いです。

これは資料枚数を減らして圧縮するためにも使います。

例えばあなたが上司だった場合に、提案資料として100ページに及ぶ分厚い冊子を渡されたら、全ての内容をしっかり見ることができますか?

全部しっかりと読む人はごくわずかです。また上司は忙しいと目を通す時間もないので、原則A3ページの両面で収まるようにしましょう。

ここでもやはり、提案が通りやすいように相手の立場に立つことが必要になります。

このような点に気を付けることで提案の通りやすさが変わります。

まとめ

今回は上司を動かして提案を通す方法について解説しました。

いくつかテクニックはありますが、何より一番重要なことは相手の立場に立って考えることです。

提案を通したい場合で合えば、「何をどのようにしたら通しやすいか」ということを、自分が上司だったら、という視点で考えることで何が必要か分かります。

本記事では3つ案を出すことをお勧めしますので、ぜひ明日からの仕事に役立ててみてはいかがでしょうか。