実行力向上ノウハウ

【組織における問題解決の手法とは?】

日々、業務をこなしていると解決すべき問題が出てくると思いますが、

本当に必要な問題を見つけることができていますか?

今回は解決すべき問題を見つける方法とマインド設定について解説します。

本記事で扱う課題解決はリーダー視点から組織全体の課題抽出と判断基準などになるため、主に部下を持つリーダーの方向けになります。

といいつつも組織、主にリーダー視点でも課題解決を知ることは部下にとってもためになると思いますので、職位関係なく課題解決に少しでもお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

リーダーは大きな問題点を捉えること

まず仕事のあり方として仕事は「現場の仕事」と「リーダーの仕事」に2つに分けることができ、ここでしっかりと線引きすることで業務が円滑に回ります。

つまり、リーダーはリーダーの仕事、現場は現場の仕事にそれぞれ専念することが大原則です。

ここで1つ気を付けるポイントがあり、それはリーダーが現場の実務の細かなことに口を出さないということです。

ほとんどの場合で失敗します。

課題解決も同じで、現場で数多くの小さな問題点があり、リーダーが細かく指摘し始めると仕事が回らなくなりますし、現場から痛烈な批判を受けます。

現場は現場が一番良く知っているので、リーダーのあなたは現場で起きる実務的な問題に気がついても指摘せずに現場に任せるようにしましょう。

ここでリーダーがやるべき仕事とは、現場が気づいていない大きな問題点を探り出し、問題点があれば現場としっかり話し合いをしながら、最後にどのように対処するか決断することです。

そのため、リーダーは俯瞰的な視点で物事を見る必要があります。

現場は専門家としての知見や経験値で思い込みで処理してることがあるかも知れません。

そのようなところにメスを入れるのがリーダーの役目です。

絶対的な答えがない中で決断する方法


職位が上にいけば行くほど、問題点の難易度が上がっていきます。

考えに考えを尽くした後では、どの解決案が正しいかを判断をすることが困難になります。

このような時、リーダーは「自分の役割は割り箸」だと割り切って決断します。

これは、割り箸を机の上に立てて、右か左かに倒れた方に決めるという方法のことを言います。

事前にその道のプロたちが答えを出せなような案件は「どちらを選択すればと良いか分からない」ということなので「どちらを選択しても仕方ない」と捉えることができます。

このような案件はリーダーだったとしても確実な答えを出すことは不可能です。

全て正しい判断が必要と思い込みすぎるとプレッシャーに押し潰されてしまいます。

なので検討に検討を重ねて答えが導き出せない案件は、割り箸を倒して決めてしまいましょう。



正しい答えよりまずは決断が重要です。

リーダーの仕事は決断して責任をとることなので、先延ばしせずに決めることが大切です。

またどのような問題でも、絶対的に正しい答えを見つけることはできません。

問題解決で失敗しても命まで取られることはありません。

なので絶対に失敗してはいけないと考えないようにしましょう。

ここまで、判断が難しい問題については「割り箸を倒すようにして決めよう」と話しましたが、何の判断基準もないまま決断するのとは違うので、次の項目では判断基準について触れていきたいと思います。

組織に伝えておくべき内容

問題解決の判断基準については、もちろん事前に検討するべきですし、リーダーは自分の判断基準や軸を日頃から組織に対して伝えておくことが大事です。

これは問題が上がってくる時にも有効です。

メンバーがリーダーの判断基準と軸を理解しておくことで、その基準に則って議論を行い、考えた案が上がってくるようになります。

正解をたぐり寄せる方法

ここまで解決が難しい案件については「自分の役割は割り箸」だと割り切って決めるとお伝えしましたが、できればその前段階で正解を見つける努力が必要です。

その一例として、対立した意見があった時には両者をとことん議論させます。

その議論の結果で感覚的に腹に落ちた方を選択します。

ただ一例なので他の方法があるか時間を作って模索してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、問題解決のノウハウとマインド設定について解説してきました。まずは問題解決の前段階で「リーダーのやるべき仕事」と「現場がやるべき仕事」の仕分けを行うことが重要です。

その上でリーダーが問題解決ですることは、現場が気づかない大きな問題があるかを探すことです。

ここで気を付けるポイントは、現場を確認した時に現場で収まるような小さい問題を見つけても指摘しないことです。

小さな問題は探し始めるとキリがないので、大きな問題を見つけることに注力してください。

そしてリーダーに上がってくる問題の中で、判断が難しい問題については「自分の役割は割り箸」と割り切って決断しましょう。

何よりもリーダーの仕事は「責任を持って決断する」ことなので、問題を後回しにしないように気をつけてください。